家庭的で落ち着いたホームにするなら、業務を効率化して、利用者の満足度アップへ
グループホーム対応の介護ソフトの選び方と業務改善のポイント
このコラムは「介護のコミミ」より引用しています。
《《《前のコラム 4-4.口コミ評価される「介護ソフトのオススメ」解説コラム|ショートステイ
介護の業務改善プラットフォーム「介護のコミミ」さんの協力にて、ショートステイ(短期入所生活介護)に対応した、おすすめの介護ソフトを紹介していきます。(中立・公平に解説するシリーズコラムとして更新予定)
「家庭的で落ち着いたホームを演出したいのに、忙しく雰囲気になってしまっている」「スタッフの負担が多すぎて不満の声が多い」「請求の業務が複雑で大変」など、グループホームnの運営に悩む事業者は多いものです。
介護現場での課題を解決し、業務を効率化することで、利用者の満足度を上げたいものですよね。
そこで、この記事ではグループホームの業務の効率化が図れる、おすすめの介護ソフトを紹介していきます。
グループホームの運営に合わせて、選び方も解説していくため、「介護ソフトのことがよくわからない」という方は参考にしてみてください。
◆このコラムの目次
・グループホームで業務がまわらない理由
・効率的に業務をすすめる介護ソフトの特徴
・グループホームで使う介護ソフトの選び方
・グループホーム対応のおすすめ介護ソフト
・まとめ
グループホームで業務がまわらない理由
グループホームで業務がまわらない理由はさまざまです。
そこで、ここからはグループホームでありがちな非効率になってしまう理由を解説していきます。
業務に追われ記録などの作業ができない
グループホームは少人数制ではあるものの、認知症の方が入居しているためその対応に時間がかかることも多いです。
業務に追われ、記録時間をゆっくりととれないのが辛いところ。
また、スタッフ数も比較的少ないことが多いため、1人が抱える負担も大きいのが現実です。
人手不足であるから
グループホームは利用者とスタッフの人数が少ない「少人数制」を採用することで、家庭的な雰囲気が演出できるメリットがあります。
しかし、その一方でスタッフ数の少なさから、1人のスタッフが抱える業務量が多くなってしまうことも。
また、夜間などは1人で対応するため、誰かに頼ることができず、不測の事態に陥ったときに上手く対応できない可能性があることも事実です。
情報共有ができていないから
手書きのノートに変更事項を記入していたり、カルテに書いていたりしても、スタッフがそれをしっかりと読む時間がないと上手く情報共有できません。
また、グループホームは常に利用者と一緒に過ごすため、記入の時間が取れないと十分な情報を共有できなくなってしまいます。
グループホームで情報共有をしたいなら、簡易的な連絡ツールがあると理想的でしょう。
効率的に業務をすすめる介護ソフトの特徴
グループホームで効率的な業務を行うためには、介護ソフトの導入がおすすめです。
しかし、グループホームで使いやすくないと意味がありません。
そこで、ここからはグループホームで効率的に業務を進めるために必要な介護ソフトの特徴を紹介していきます。
より詳細に知りたい方はこちらから介護ソフトの資料請求をすることをおすすめします。
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インシデント管理ができる
事故を予防する上で大切なのが、事例の把握と対策をすることです。
事故が起こったということは、また同じようなことが起こる可能性があるということ。
そのため事故報告書の内容をスタッフ全員が把握している必要があります。
今後の対策を日常のケアに活かすために、すぐにインシデントが確認できることは大切です。
予定管理ができる
グループホームは地域交流やレクリエーションなどが多い傾向にあります。
そのため、予定の管理ができているとベストです。
特にボランティアの方を巻き込んだレクリエーションなど、外部の方と一緒に行うイベントの予定は正確に把握しておきたいもの。
簡単に管理できる機能があると便利です。
記録管理ができる
グループホームは、利用者数が少ないのに比例してスタッフ数も他の介護施設に比べ多くない傾向にあります。
少ないスタッフ数で対応している影響もあり、日中の業務は利用者の介護ケアが中心で、記録物を書く時間まで確保できないことも。
そのため、短時間で簡単に記録ができたり、すぐに記録を確認できたりする機能があると理想的です。
施設サービス計画が管理できる
グループホームでの介護ケアもケアプランに基づいて行っています。
そのため、ケアプランをすぐに確認できる環境であるとより良いでしょう。
また、計画書の記入項目は複雑で多いため、作成も簡単であると便利です。
スムーズにケアプランや計画書の作成や管理ができることで、業務負担を減らせる可能性も高まります。
請求業務・管理ができる
グループホームでは、請求業務が多いです。
毎月の大変な請求業務が簡単にできたらベスト。
そのため、請求業務をサポートする機能があると便利です。
また、国保連請求時に記入ミスで返戻があると二度手間で辛いところ。
返戻予防ができる機能があると、より良いでしょう。
情報共有しやすい
グループホームは、24時間交代制で介護ケアを提供するため、スタッフ間の情報共有が大切です。
例えば、日中に利用者の体調の変化があった場合、夜勤スタッフにそれが伝わっていなければ大変なことになってしまいます。
そのため、情報共有が簡単にできる機能があると安心です。
グループホームで使う介護ソフトの選び方
グループホームで使う介護ソフトはより良いものがいいですよね。
そこで、ここからはグループホームで使う介護ソフトの選び方を解説していきます。
簡単で記録に時間がかからないもの
記録以外の業務に追われることが多く仕組みが複雑だと、余計に記録に時間がかかってしまうため、簡単なものが理想的です。
また、スタッフはデジタルが苦手な方もいるため、簡単で使いやすいものが良いでしょう。
誰でもスムーズに操作できるような機能があると便利です。
サポート体制が整っている
機能の充実はもちろん大切ですが、同じくらい重要なのは介護ソフトのサポート体制です。
万が一、バグが起こったときに、すぐに対応してもらえると安心です。
購入前には必ずサポート体制が整っているかも確認するようにしましょう。
デバイス連携できるか
業務の効率化を図るならデバイス連携できることも大切です。
デバイス連携できるとパソコンに打ち込む手間が省け、さらに効率化に繋がる可能性が高いです。
スマホやタブレットへの連動は可能か購入前にチェックするようにしましょう。
コスパは高いか
コスパの高さは重要です。
安ければよいというわけではなく、値段に合ったクオリティが理想的です。
購入の際には、価格以上のクオリティの商品であるかを確認するようにしましょう。
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グループホーム対応のおすすめ介護ソフト
グループホーム対応の良い介護ソフトを知りたいという方のために、口コミでも評判なおすすめのものをまとめました。
ここからは、グループホーム対応のおすすめ介護ソフトを紹介していきます。
check!
当記事では、複数の口コミ評判が投稿されている製品を紹介しておりますが、介護のコミミでは他にもグループホームに特化している製品を多数取り揃えております。
1.まもる君クラウド
メーカー名 | 株式会社インタートラスト |
---|---|
対応サービス | 介護福祉サービス
訪問介護, 訪問入浴, 訪問リハ, 訪問看護, 居宅療養, 福祉用具貸与, 通所介護, 通所リハ, 短期グループホーム, 夜間訪問介護, 定期巡回, 小規模多機能, 短期小規模多機能, 看護小規模多機能, 短期複合型サービス, 介護タクシー, 地域密着通所介護, 認知通所介護, グループホーム-介護福祉, 訪問型サービス, サービス付高齢向け住宅, 通所型サービス, 居宅介護支援事業, 国保連伝送システム, 記録入力タブレット(iPad・Android等)-介護福祉 |
機能 | 請求業務対応記録業務対応 |
費用 | 月額7,800円〜 |
無料体験 | あり |
導入形態 | クラウド(ASP) |
製品・サービス詳細 | 詳細はこちら |
グループホームの業務を集約した介護ソフトで、介護請求(国保連請求・利用者請求)を簡単に行うことができます。
個人情報の管理や介護計画書の作成や介護記録、売り上げ管理までグループホームの全ての業務をサポートする介護ソフトです。
すべてのデータがクラウド上で連動しているため、外出先からもスマホやタブレットで利用することが可能。
また、日々の実績入力をしておけば、ワンタッチで請求データ作成をすることもできます。
給付費明細所に記載が必要な入居日数・外泊日数を自動計算してくれるため、外泊管理も簡単。
また、標準の施設サービス計画書だけでなく、グループホームのケアマネジメント「ライフサポートネットワーク新様式」にも完全対応しているため、ライフサポートワーク様式のケアプランも作成可能です。
ツールの詳細はこちら
2.ほのぼのNEXT
メーカー名 | NDソフトウェア株式会社 |
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対応サービス | 介護福祉サービス
短期入所生活, 特養, 老健, 介護医療院, 短期入所老健, 短期入所医療, 短期特定施設入居, 訪問介護, 訪問入浴, 訪問リハ, 訪問看護, 福祉用具貸与, 居宅療養, 通所リハ, 通所介護, 短期グループホーム, 地域密着短期特定, 有料老人ホーム, 有料老人ホーム(外部有り), ケアハウス, 夜間訪問介護, 定期巡回, 小規模多機能, 短期小規模多機能, 看護小規模多機能, 短期複合型サービス, 認知通所介護, 地域密着通所介護, 地域密着特養, グループホーム-介護福祉, 地域密着特定施設, 訪問型サービス, サービス付高齢向け住宅, 通所型サービス, 居宅介護支援事業, 記録入力タブレット(iPad・Android等)-介護福祉 |
機能 | 請求業務対応記録業務対応 |
費用 | 要問合せ |
無料体験 | なし |
導入形態 | オンプレミス・クラウド(ASP) |
製品・サービス詳細 | 詳細はこちら |
グループホームのさまざまなニーズに対応した介護ソフトです。
介護記録やケアプラン管理がスムーズにできるのはもちろんのこと、システム連動による国保連や利用料の請求が可能で、操作も簡単です。
また、外泊や食事、オムツ情報など日常の実施記録を入力すれば、利用した分の集計をボタン一つで行えます。
更に、国保連の請求情報を確認する際、修正が必要な個所を警告マークで知らせてくれます。
警告マークから修正が必要な画面へジャンプし、スムーズに修正をすることができるため、国保連からの返戻されるリスクを回避してくれるのです。
ツールの詳細はこちら
3.ワイズマンシステムSP
メーカー名 | 株式会社ワイズマン |
---|---|
対応サービス | 介護福祉サービス
短期入所生活, 特養, 老健, 介護医療院, 短期入所老健, 短期入所医療, 訪問介護, 短期特定施設入居, 訪問入浴, 訪問リハ, 訪問看護, 福祉用具貸与, 居宅療養, 通所介護, 通所リハ, 短期グループホーム, 地域密着短期特定, 有料老人ホーム, 有料老人ホーム(外部有り), ケアハウス, 夜間訪問介護, 定期巡回, 小規模多機能, 短期小規模多機能, 看護小規模多機能, 短期複合型サービス, 地域密着通所介護, 認知通所介護, 地域密着特養, グループホーム-介護福祉, 地域密着特定施設, 訪問型サービス, サービス付高齢向け住宅, 通所型サービス, 居宅介護支援事業, 国保連伝送システム, 記録入力タブレット(iPad・Android等)-介護福祉 障がい福祉サービス 施設入所, グループホーム-障がい福祉, 短期入所, ホームヘルプ(居宅介護), 重度訪問介護, 児童発達支援, 医療型児童発達支援, 保育所等訪問支援, 放課後等デイサービス, 重度障害者等包括, 行動援護, 同行援護, 生活介護, 自立訓練(機能訓練), 自立訓練(生活訓練), 療養介護, 就労移行支援, 就労継続支援A型, 就労継続支援B型, 計画相談支援, 地域移行支援, 地域移行定着支援, 障がい児相談支援 |
機能 | 請求業務対応記録業務対応 |
費用 | 要問合せ |
無料体験 | なし |
導入形態 | クラウド(ASP) |
製品・サービス詳細 | 詳細はこちら |
ワイズマンの グループホーム管理システムSPは、グループホームの幅広い業務に対応し、煩雑な事務作業を軽減してくれます。
入所手続きから施設の空き状況管理や請求、申請まで、グループホームでの業務を力強くサポートします。
予定管理や介護記録などの共有もスムーズ。
また、デバイス連携ができ、より効率的に業務に取り組むことが可能です。
ツールの詳細はこちら
まとめ
グループホームの介護サービスの質向上のために介護ソフトを導入してみることはおすすめです。
記事を参考にして、使いやすい介護ソフトを選びましょう。