すぐできる!経営情報を報告する3つのステップ
経営報告に向けて「用意すべき情報」と「チェックポイント」

はじめに
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2024年度の介護保険法の改正により、介護サービス事業所を対象とした経営情報の報告制度が本格的に始まりました。
本コラムでは、介護事業所の経営者・管理者さんに向けて、経営報告の具体的な手続きステップを分かりやすく解説します。
経営情報の報告は3つのステップ
経営情報の報告は、大きく分けて次のステップで進めます。
あらかじめ全体像を把握しておくことで、業務負担を軽減できます。
ステップ1:GビズIDの取得
電子申請を行うためには、GビズIDの取得が必須です。
GビズIDは、法人・事業所が行政手続きを行う際の共通認証IDです。
- 代表者または管理者名義で申請
- 郵送/オンラインによる本人確認が必要
- 取得まで数日〜1週間かかる場合あり
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2026年版「経営報告の解説コラム」ステップ1:GビズIDの取得
ステップ2:報告する経営情報の準備
次に、報告に必要な経営情報を整理します。
会計データや人事労務情報など、複数の項目を横断的に準備する必要があります。
- 会計年度終了後の確定データを使用
- 施設・事業所単位での整理が原則
- 会計事務所や労務担当者との事前確認が必要
》》》ステップ2の詳しい解説コラムはこちら
2026年版「経営報告の解説コラム」ステップ2:経営情報の用意 基本篇
ステップ3:システムへの登録
準備した経営情報を介護サービス事業者経営情報データベースシステムへ登録します。
- GビズIDでログイン
- 画面入力またはファイル添付による登録
- 入力後は必ず内容を確認
》》》ステップ3の詳しい解説コラムはこちら
2026年版「経営報告の解説コラム」ステップ3:システムで登録
スムーズに進めるための準備のコツ
経営情報報告は一度きりではなく、毎年度継続して行う手続きです。
初年度から体制を整えておくことが重要です。
- 担当者を事前に決めておく
- 必要資料の保管場所を統一する
- スケジュールを年間業務に組み込む
まとめ|事業所が今すぐ対応すべきこと
- GビズIDを早めに取得する
- 経営情報の整理を計画的に進める
- 登録方法と期限を事前に確認する
- 不明点は自治体や専門支援先へ相談する
》》》次のコラム 2026年版「経営報告の解説コラム」ステップ1:GビズIDの取得
◆介護事業所の経営報告の解説コラム シリーズラインナップ
2026年版「経営報告の解説コラム」イントロダクション
2026年版「経営報告の解説コラム」手続きするステップ分け
2026年版「経営報告の解説コラム」ステップ1:GビズIDの取得
2026年版「経営報告の解説コラム」ステップ2:経営情報の用意 基本篇
2026年版「経営報告の解説コラム」ステップ2:エクセルからファイル変換 応用篇
2026年版「経営報告の解説コラム」ステップ3:システムで登録
2026年版「経営報告の解説コラム」経営報告に関するQ&A
2026年版「経営報告の解説コラム」システム改修のため受付停止
◆「電子申請のトリセツ」経営情報サポートプランは
報告するデータを用意して、システムで登録する操作やQ&Aなどを解説しています。

出典(参考情報)
経営情報の報告やシステムの詳細については、厚生労働省の発表資料をご覧ください
本制度に関する厚生労働省ホームページ
・介護サービス事業者経営情報データベースシステム 説明ページ
・介護サービス事業者経営情報データベースシステム システムログイン
・介護サービス事業者経営情報データベースシステム 操作方法説明スライド
・介護サービス事業者経営情報データベースシステム 操作方法説明動画
・介護サービス事業者経営情報データベースシステム 操作マニュアル
・介護経営DBかんたん操作ガイド(画面入力版)
・介護経営DBかんたん操作ガイド(ファイル登録版)
