電子申請や経営報告向けに、GビズIDプライムは必須!
電子申請届出システム ステップ1:GビズID取得ガイド
《《《前のコラム 1-14.2025年最新「介護事業所向け電子申請届出システム」手続き3ステップ
2024年から2025年度にかけて、介護事業所の電子申請届出システムが本格的にスタートして、自治体ごとにその導入や利用がはじまっています。
電子申請届出システムを利用するには、オンラインで行政サービスへログインして認証するシステムがあり、介護事業所を運営する法人は、その認証IDとして GビズIDプライム(法人代表向け)を取得する必要があります。
最近の介護業界で聞かれる電子申請や経営報告、もしくは補助金でも利用するものなので、このタイミングでGビズID取得の概要から、手順・注意点までを押さえておきましょう。
《事前の連絡点》
・GビズIDの紹介にあたっては、事前にデジタル庁の担当部門へ確認しており、引用する出典を記載して、利用する画面やURLなどを掲載します。
・GビズIDの情報については、2024年以降の改定で一部、オンラインでも申請・変更できるようになりました。最新情報については、デジタル庁「GビズID」サイトをご覧ください。
このコラムはステップ1:GビズIDの取得ガイド
・GビズIDとは?
・GビズIDの法人利用と申込方法
・GビズIDの取得手順と注意点
・GビズIDの企業グループでの活用
・GビズIDの具体的な手続きや操作は
GビズIDとは?
「GビズID」は個人や法人を管理する認証システムで、様々な行政サービスにログインできるサービスです。
《GビズIDの概要》
「GビズID」サイトにアクセスして、法人の「GビズID」の申請や認証などを行います。
・手続きの難易度:★★
・かかる時間の目安:1週間+45分程度
・かかる費用の目安:切手代
・必要なもの:メールアドレス、パソコン、スマートフォン、郵便用封筒・切手
・アクセス先:デジタル庁「GビズID」サイト https://gbiz-id.go.jp/
※手続きにあたっての諸注意
・GビズIDプライムのアカウント利用者は、 「会社の代表者自身」であること
・既にアカウントを所持している場合は、重複してアカウント申請ができません
・電子申請や財務報告でも利用するものなので、きちんと管理しておきましょう
GビズIDの法人利用と申込方法
GビズIDには、複数のアカウント種別と申請方法がありますが、「GビズIDプライム」と「書類郵送申請」を選びましょう。
アカウント種別
:3種類のアカウント種別がありますが、法人として行政サービスを利用するには「GビズIDプライム」になります。
申請方法
:介護事業所を運営する法人では、書類を郵送して審査を経てからアカウント登録していくため、「書類郵送申請」になります。
(一部の株式会社や個人事業主はオンライン申請も可能になりますが、マイナンバーカードやICカードリーダーを使った、別途の手続きが必要になります)
※手続きにあたっての諸注意
・2024年以降の改定で、GビズIDプライムの情報がオンラインでも申請・変更できるようになりました。
・最新情報については、デジタル庁「GビズID」サイトをご覧ください。
GビズIDの取得手順と注意点
GビズIDを取ったか、分からない?
法人で「GビズID」を取ったか分からない(覚えていない)場合には、デジタル庁「GビズID」サイトにアクセスして、確認できます。
デジタル庁「GビズID」サイト
このサイトの「GビズIDを過去に登録済みか確認したい」から、ID(メールアドレス)もしくは、法人代表者の生年月日またはSMS受信用電話番号を入力して、「問合せボタン」を押せば、確認できます。
GビズIDのパスワードを、覚えてない!
GビズIDのパスワードを覚えていない、ロックがかかってしまった場合には、デジタル庁「GビズID」サイトにアクセスして、「ログイン」のメニューから「パスワードを忘れた場合」をクリックし、メッセージに従って操作を行ってください。
デジタル庁「GビズID」ログイン
ID(メールアドレス)を入力して、メールの受信を確認した後に、再度のパスワードを設定していきます。
GビズIDの企業グループでの活用
複数の介護事業所を運営するグループ法人のように、代表者(本社)と事業所・従業員(支店)のそれぞれで申請(変更)する場合には、組織体に合わせたGビズIDの展開が必要になります。
GビズIDの展開(法人・事業所)
・代表者(本社)は「GビズIDプライム」
・事業所・従業員(支店)ごとに「GビズIDメンバー」。代表者がメンバー招待方式で登録します。
GビズIDの具体的な手続きや操作は
「電子申請のトリセツ」事業所サポートプランでは、電子申請届出システムに必要なGビズIDについて、具体的な手続きや操作を解説しています。
◆「電子申請のトリセツ」事業所サポートプラン
◆具体的な操作手順の動画
ステップ1『ほぼ3分でわかるGビズIDの取り方』
ステップ1:GビズIDのまとめ
ここまでが、電子申請届出システムのステップ1:GビズIDの取得になり、パソコンやスマートフォンを使用して、多くの入力や操作が必要となりますので、ある程度のまとまった時間と工数を確保して、手続きを行ってください。
そして「GビズIDプライム」は主に法人代表者向けで、最近の電子申請や財務報告、もしくは補助金でも利用するものなので、その登録情報やID・パスワードなどは、しっかりと管理しておきましょう。
また「GビズIDメンバー」は、主に事業所・従業員向けで、複数の介護事業所を運営するグループ法人のように、事業所ごとに申請(変更)する場合には、組織体に合わせたGビズIDの展開が必要になります。
》》》次のコラム 1-16.2025年最新「電子申請届出システムの解説コラム」|ステップ2:登記簿データの取得
◆「電子申請のトリセツ」事業所サポートプラン
「電子申請のトリセツ」事業所サポートプランでは、電子申請届出システムについて、具体的な手続きや操作を解説しています。
具体的な操作手順の動画
ステップ1『ほぼ3分でわかるGビズIDの取り方』
ステップ2『ほぼ3分でわかる登記簿データの取り方』
ステップ3『ほぼ3分でわかる事業所情報の入力』
◆2025年最新「電子申請の解説コラム」シリーズコラム ラインナップ
2025年最新「電子申請届出システムの解説コラム」|イントロダクション
2025年最新「電子申請届出システムの解説コラム」|手続きするステップ分け
2025年最新「電子申請届出システムの解説コラム」|ステップ1:GビズIDの取得
2025年最新「電子申請届出システムの解説コラム」|ステップ2:登記簿データの取得
2025年最新「電子申請届出システムの解説コラム」|ステップ3:事業所情報の入力
保存版「電子申請届出システムの解説コラム」|よくある質問と回答のご質問篇
保存版「電子申請届出システムの解説コラム」|よくある質問と回答のお答え篇
番外篇「電子申請届出システムの解説コラム」|特定サービスや加算に便利な機能
番外篇「電子申請届出システムの解説コラム」|グループ会社や事業継承で超便利な機能
番外篇「電子申請届出システムの解説コラム」|介護事業所の体制加算にフォーカス
◆コラム記事の担当者
・高瀬 誠(コンサルタント、ソーシャルワーカー)
:公表システムサポート運営事務局
出典、参考情報
・GビズIDの紹介にあたっては、事前にデジタル庁へ確認しており、引用する出典を記載して、利用する画面やURLなどを掲載します。
・紹介する情報はコンテンツ制作時を元にするため、その後に更新されるケースなど、時点によっては変動する場合があります。
デジタル庁「GビズID作成ガイド」
デジタル庁「GビズID クイックマニュアル GビズIDプライム 書類郵送申請編」
デジタル庁「GビズID クイックマニュアル GビズIDメンバー編」
デジタル庁「GビズIDアプリについて」