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1-52.【令和8年最新】新LIFE移行かんたんガイド!手順・準備・未対応リスクを解説

新LIFEへ移行する手順・準備・未対応リスクを徹底解説

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 5月から新LIFEへ移行開始 今すぐ知っておくべき情報と手続き【完全解説】前篇
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新LIFEへシステム移行の総集編「かんたん案内ガイド」(これで完結!)
介護業界専門のコンサルタントが、令和8年度の大きな転換期である「新LIFE」へのシステム移行について、事業所目線で知っておくべき重要ポイントをわかりやすく、簡潔にまとめました。
このコラムでは新LIFEへのシステム移行について、「何をいつまでに準備すればいい?」、「データはどうなる?」といった疑問をスッキリ解消し、スムーズな移行手続きを進めていきましょう。「新LIFE」で知っておくべき準備と手続き出典:厚生労働省/国民健康保険中央会の発表資料より引用・編集

1. 今回のシステム移行の経緯

「LIFE」のシステム移行出典:厚生労働省/国民健康保険中央会の発表資料より引用・編集
これまで厚生労働省が直接運用していた「科学的介護情報システム(LIFE)」ですが、公益社団法人国民健康保険中央会(国保中央会)へ移管されることになりました。
これに伴い、従来のブラウザ(端末)に一部データを保存する方式から、クラウド上のデータベースへ完全にデータを保存・共有する仕組みへと大きく刷新されます[。これは国が進めている「介護情報基盤」の整備に向けた最初の一歩であり、将来的に医療や介護がより円滑に連携できるようにするための基盤構築の一環です]。

【専門用語の解説】

① 科学的介護情報システム(LIFE):利用者の状態や実施したケア内容を国へ提出し、解析されたフィードバックデータを受け取ることで、介護サービスを科学的根拠に基づいて改善(PDCAサイクルの構築)していくための国のシステムです。

② 介護情報基盤:介護事業所、医療機関、自治体などがケアプランや電子連絡票などの情報を安全にクラウド上で共有・閲覧し、切れ目のないサービス提供を目指すための全国的な情報共有インフラのことです。

2. 準備すべきハードウェアとソフトウェア

新しい「新LIFE」を問題なく利用するためには、推奨されている環境の確認と、データ連携・ログインに必要な手続き(電子証明書)の事前手配が欠かせません。

パソコンの推奨環境と介護ソフトの確認

  • 推奨OS: Windows 11(最新の状態で、インターネットに接続されていること)
  • 推奨ブラウザ: Microsoft Edge または Google Chrome
  • 設定・ソフト等: パソコンの西暦表示設定、およびPDFマニュアル等を閲覧するためのAdobe Acrobat Readerなど
  • 介護ソフトの確認: 新LIFE用のCSVデータ出力に介護ソフトが対応しているか、お使いのソフトメーカー(ベンダー)に必ず事前確認を行ってください。

請求向けの「電子証明書」について

新LIFEへのアクセスおよびデータ送信には、国保中央会が提供する「電子請求受付システム」で利用している電子証明書が必要となります。

  • 直接請求を行っている事業所: 「介護保険証明書」を使用します。
  • 代理請求(外部委託など)を行っている事業所: 「介護DX証明書」を事前に用意します。

※ 既に国保連へのインターネット請求を行っているパソコンと、LIFEを利用するパソコンが同じ場合、インストール済みの証明書をそのまま共用できます。

3. 移行スケジュールと未対応時の大きなリスク

今回のシステム刷新には、明確な「期限」が設けられています。期限を過ぎてしまうと大きなトラブルになりかねないため、確実に対応しましょう。

項目 スケジュール/内容
移行対応期間 令和8年5月11日 〜 令和8年7月31日まで
※移行データの処理完了までに最大3日程度かかる場合があります。早めの手続きをおすすめします。
旧LIFE終了日 令和8年8月31日(予定)

対応を怠った場合のリスク

移行手続きを行わずに旧システムが完全に終了してしまうと、国保中央会運用の新LIFEにアクセスできなくなります。
結果として、データ提出・フィードバックデータの閲覧・利用ができなくなり、「科学的介護推進体制加算」をはじめとしたLIFEの登録・評価を算定条件とする加算(報酬)の算定に重大な影響(減算・算定不可など)を及ぼすリスクがあります。

4. 注意!自動移行されないデータ一覧

システム移管にあたって、全てのデータが新LIFEへ自動的に引き継がれるわけではありません。以下のデータは移行されないため、必ず旧システムが終了する前にバックアップ(PDF等のダウンロード)や、移行後の再設定の手配を行ってください。

【自動的に移行されない主なデータ・情報】

  • 利用者情報・各種様式(評価)情報: 新システムで介護ソフトから再取り込み、または手入力をする必要があります。
  • 過去のフィードバックデータ: 新システムには引き継がれません。事前にPDFやCSVファイルを必ず手元にダウンロード・保存しておいてください。
  • 過去の加算結果・過去の問い合わせ履歴など
  • 記録職員(LIFEにデータを入力する職員)情報: 新システムでは項目自体が廃止になります。
操作職員(ログインアカウント等)情報の注意点

旧LIFEに登録されていた管理ユーザーや操作職員のアカウント情報のうち、引き継がれるのは「ログインID」「パスワード」「職種」のみです。
「氏名」や「連絡先メールアドレス」等は空欄の状態で移行されるため、新システム移行後に速やかに管理ユーザーがそれぞれの不足情報を手動で再設定・追記する必要がありますので注意してください。

5. 移行手続きの「3ステップ」

実際の移行作業は、各事業所の「管理ユーザー」が以下の3つの手順に沿って実行します。
新システムへの移行手続き(3ステップ)出典:厚生労働省/国民健康保険中央会の発表資料より引用・編集

【ステップ①】旧LIFEでの移行操作(同意)

旧LIFEの月次データ登録を全て完了させたら、メニュー画面に新しく追加されている「データ移行」ボタンをクリックします。提示される利用規約をよく確認し、同意の上で実行ボタンを押します[cite: 1]。
※この操作を実行した以降は、旧LIFEでのデータ登録や変更・削除操作はできなくなります。

ステップ①旧LIFEでの操作
出典:厚生労働省/国民健康保険中央会の発表資料より引用・編集

【ステップ②】新LIFEへのログイン(移行操作の翌日以降)

移行操作を完了した翌日以降に、国保中央会が用意する「新LIFEトップページ」へアクセスします。
旧LIFEで使用していたログインID・パスワードを入力し、事前にパソコンへインストールしておいた「電子証明書」を用いた認証によってログインを完了させます。ステップ②新LIFEへのログイン
出典:厚生労働省/国民健康保険中央会の発表資料より引用・編集

【ステップ③】新LIFEでの情報整備&データの再取り込み

ログイン後、引き継がれなかった以下の不足情報のセットアップを順番に行います。

  1. 管理者情報の追記: 空欄になっている氏名や連絡先を入力します。
  2. 操作職員情報の登録: 不足している氏名などを入力して有効化します。
  3. 利用者情報の再取り込み: 介護ソフトから出力したLIFE用のCSVファイルを使い、「外部データ取込」から最新の利用者情報を反映させます(これにより利用者IDが最新に刷新され、新システムでのデータ登録が可能になります)。
    ステップ③新LIFEでの再入力・再取り込み(1)
    ステップ③新LIFEでの再入力・再取り込み(2)
    ステップ③新LIFEでの再入力・再取り込み(3)
    ステップ③新LIFEでの再入力・再取り込み(4)
    出典:厚生労働省/国民健康保険中央会の発表資料より引用・編集
    ※すでに旧LIFEで提出済みの各種評価様式(ADL維持等加算など)は、新LIFE側で再入力をする必要はありません。

6. 参考資料・マニュアル・リンク一覧

詳細なマニュアルや手続きのチェックリストは、厚生労働省および国保中央会の公式ページから入手することができます。実際に移行を操作される際は、お手元に最新のPDFガイド等を用意することをおすすめします。
LIFE移行ガイド(令和8年度版)出典:厚生労働省/国民健康保険中央会の発表資料より引用・編集

厚生労働省からの主要な発出文書
  • 「LIFEの厚生労働省から公益社団法人国民健康保険中央会への移管に伴い事業所・施設で必要な対応について」(令和8年4月21日通知)
  • 「科学的介護情報システム(LIFE)第2回説明会の動画及び資料公開について」(令和8年4月28日通知)
  • 「公益社団法人国民健康保険中央会運用LIFEへの移行に係る再周知について」(令和8年7月2日通知)
公式リンク先

新LIFEへのシステム移行のまとめ

新LIFEへのシステム移行は、クラウド化により運用の安全性や将来的な他システムとの連携がスムーズになるメリットがある一方、事業所側で主体的に行う移行手続きやバックアップなど事前の準備が必要です。
移行推奨期間に入ったら、速やかに旧システムのバックアップを取得し、余裕を持って3つのステップを進めることで業務への影響を最小限に抑えましょう。
早めの準備と正しいステップを踏み、このシステム移行をスムーズに乗り越えていきましょう!

》》》新LIFEへの移行手続きについては、
厚生労働省のYouTubeチャンネルでも解説されています。
また正式な案内は「LIFE移行ガイド(令和8年度版)」「移行作業チェックリスト(令和8年度版)」を参照してください。
新LIFEへの移行
移行作業チェックリスト
出典:厚生労働省/国民健康保険中央会の発表資料より引用・編集

出典・参考情報源
厚生労働省 介護保険最新情報(4月21日)
「LIFE の厚生労働省から公益社団法人国民健康保険 中央会への移管に伴い事業所・施設で必要な対応 について」
厚生労働省 介護保険最新情報(4月28日)
「科学的介護情報システム(LIFE)第2回説明会の動画 及び資料公開について」
厚生労働省 介護保険最新情報(7月2日)
「公益社団法人国民健康保険中央会運用 LIFE への移行に係る再周知について」
厚生労働省 科学的介護情報システム(LIFE)について
国民健康保険中央会 LIFE「操作マニュアル」
-「LIFE移行ガイド(令和8年度版)」
-「移行作業チェックリスト(令和8年度版)」
-「操作説明書(管理業務編)」
-「操作説明書(様式情報入力編)」